精油の使用上の注意

精油は天然成分ですが、純度の高い有効成分が何百何千倍と濃縮されていますので、誤った使い方をすれば大変危険です

用法を守って、素晴らしい効果をお楽しみください

※種類によって、特別な注意点が必要な場合もあります

 

1.大原則:エッセンシャルオイル(精油)は医薬品ではありません

心身の状態がすぐれないときは、精油に頼ることなく、すみやかに医師の診断を受けましょう

2.日本では精油は雑貨扱いです

精油及び、精油を使用したアロマ製品は個人の責任で使用してください

手づくりアロマスキンケア製品の販売・贈答は、法律違反の恐れもあります

3.原液を肌につけない

もしついてしまったら大量の水で洗い流し、異常がみられる場合は医師の診察を受けてください

塗布する場合は、必ず植物油などで1~3%に希釈し、パッチテストをしましょう

※1%以下でも刺激が強いものもあります。ご確認ください。

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パッチテストの仕方

使用する精油をキャリアオイルで1%に希釈、肘の内側に塗って24~48時開放置します

異常がないかを確認し異常がある場合は洗い流し、使用を中止してください

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4.絶対に飲まない

誤って飲んだ場合少量であれば水でロをすすぎますが、できるだけ直ちに医師の診察を受けましょう

自己対処する場合は水ではなく値物油大さじ2、3杯飲み、できる限りの嘔吐する方法がありますが、いずれにしても必ず医師に相談してください

5.目や傷、粘腹付近に触れないようにする

粘膜は敏感且つ吸収が早いので、希釈したものでも触れないようにしましょう。

万が一、自に入った場合は水でよく洗い流して直ちに眼科医師の診断を受けてください

6.3歳未満のお子様や妊婦の方は軽い芳香浴程度の使用に留めること

3歳未満のお子織は各器官が未発達、妊娠中は心身がデリケートです

マッサージ(トリートメント)やアロマバスでの使用はお控えください

7.精油には禁忌がありますの下記の通り注意してください

光毒性(光感作用)
フロクマリン類を含む精油は光毒性による色素沈着が懸念されるため、塗布後4~5時間は紫外線に当たらないこと

(アンジェリカルート、オレンジビター、グレープフルーツ、ベルガモット、ライム、レモン、レモバーベナ)

妊婦
スクラレオールやツヨンなどを有している精油はエストロゲン様・ホルモン様作用があるため、特に妊産婦や授乳中の女性には使用を控えること

(アニス、スターアニス、カユプテ、クラリセージ、シナモン、ジュニパー、セージ、ゼラニウム、ネロリ、フェンネル、ペパーミント、ペルーバルサム)

濃度
フェノール類や芳香族アルデヒド類などの皮膚刺激が強いものを含有しているため、植物油などで希釈して低濃度で使用すること

(オレガノ、クローブ、シナモン、セイボリーウィンター、タイム、ブラックペッパー、ペパーミント、メリッサ、レモングラス)

神経毒性
ケトン類やラクトン類などを多く含有している精油は、神経毒性があるため、てんかん患者や乳幼児・妊産婦・授乳中の女性は使用を控えること

(カンファー、スペアミント、セージ、ナツメグ、ヒソップ、ベチパー)

刺激
1,8シネオールを多く含有していると刺激が強いので、乳幼児や肌の弱い方は使用を控えること

(ユーカリラディアータ、ユーカリグロブルス)

用法を守って、素晴らしい効果をお楽しみください

 

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